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工事前にしておきたい必要事項(5)

2020年2月4日「火曜日」更新の日記

2020-02-04の日記のIMAGE
工程表を出してもらう。子ども室の壁クロスを張りかえる程度の工事だったら、1日で終わりますから問題はありません。しかし大規模なリフォームは、1~3ヵ月ほど日数がかかります。引っ越して工事をしなければならない場合は、引っ越しの時期をいつにしたらよいのか決める必要があります。引っ越し準備が終わらないうちに取り壊されても困るし、引っ越したのに1ヵ月も2ヵ月も放って置かれるのも腹が立ちます。そのためには、工事全体の流れがわかる工程表というものを出してもらうとよいでしょう。どんな工事がいつからいつまでと表に示されています。最近は、リフォーム工事というと、かなり大規模な工事でも住まいながら工事をすることを希望する人がふえてきました。いきおい、浴室が使えない日、トイレが使えない日などが出てきてしまいます。お風呂は銭湯に行けばなんとかなりますが、トイレはそうはいきません。工程表を見ると、浴室は何日まで使用できて、使用不可能は何日間で、その後何日から使用できるなどということがわかります。工事がはじまる前日、つまり着工日前日には近所に挨拶回りをしましょう。職人さんは重い道具や材料を運ぶために車でくる人がほとんどです。お隣さんの前の道路に車をとめることもあります。水道屋さん、タイル屋さん、電気屋さんと大工さんがいっしょに工事をする日には、車は4台にもなります。とくに都市部では広い敷地で、何台も駐車するスペースを確保できる家はほとんどありません。車や材料がつい道路にはみ出してしまいます。自分の家の工事のためなら多少はがまんしますが、他人の工事のためにはがまんできません。道路は材料の荷下ろしのために交通の邪魔になります。機械の音も出ます。お向かいさんに受験生がいて、うるさいなどと苦情をいわれるかもしれません。リフォーム工事は、住みながらの工事ということが多いので、工事中も近所の人たちと顔をあわせながらということになりますから、トラブルを避ける意味で事前の挨拶はぜひ実行しましょ章う。挨拶は自分ひとりでなく、工事の責任者といっしょに回るのがよい方法です。責任者は挨拶回りになれていますから、挨拶にうかがった家からの質問にも的確に答えられます。自分ひとりで回ると、話さなくてもよいよけいなことまで話して、相手を不安がらせたりしますので、必ず同行してもらいましょう。そしてそのとき工事責任者の名刺も渡してもらうとよいのです。近所の人とは、何か問題がおきたとき、当事者同士よりも第三者を通したほうが話がスムーズ*に運びます。その意味からも工事の責任者を同行した挨拶回りの大切さがわかっていただけると思います。挨拶のときに持っていく品は簡単なものでよいのです。たとえば1本200円のおしぼりを2本セットにしたものや、500円のタオル1本などです。「しるし」なのです。

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