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追加工事は見積書をもらう

2020年2月9日「日曜日」更新の日記

2020-02-09の日記のIMAGE
現在の住まいの一部に手を加えるリフォーム工事は、新築時のように完全な見積はできにくいものです。梁があるものと思って取り壊してみたら、ないこともあります。改めて梁を入れなければならなかったり、既存の屋根の続きに増築部分の屋根を継ぎ足そうと思っていたら、ぼこぼこに腐っていて、母屋の屋根まで修理しなくてはならない、ということもおこります。業者側の、「いくらでもありませんよ」というやりとりで工事をしてもらうと、精算してみてびっくりするということもあり得ます。予算いっぱいで工事に取りかかった建て主にとっては、業者から見ればいくらもかからないことが、こんなにかかるとは思わなかったということになりかねません。このようなことを避けるために、お金をともなう追加工事は、概算見積でもよいですから、金額を出してもらい、お互いに納得してから、工事にとりかかるべきです。また、ついで工事も、工事費のうちに入ります。「ついでだから、このタオル掛けをつけてくれませんか」「物置の戸が開けにくいので、ちょっと具合をみてもらえませんか」「洗濯機の上に、この余り板を使って簡単な棚をつけてね」「勝手口のドアノブがぐらぐらするのよ、ついでに取りかえてちょうだい」ホイホイと何でもやってくれる職人さんは実に頼もしいかぎりです。ついでだからと、ちょこちょこ頼むと、ついでも積もれば山となります。あとで請求書がきて、「えっ!サービスだとばかり思っていたのに」といっても、あとの祭り。小さなついで工事などは、工事の責任者に話して1日をそのために開けてもらうようにしま第す。思いつきで仕事を頼むことは、本人にとっては少々のことかもしれませんが、頼まれるほうは工事を中断してやらなければならず、わずらわしいものです。責任者を通してまとめてやってもらえれば、本当にサービスしてくれるかもしれません。

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