管理人はだれ！？

2020年2月13日「木曜日」更新の日記

"「絶対に住みたくない家はどんな家?」と聞くと 「寒い家には絶対に住みたくない」「やっぱり暗い家はどうしても嫌だなぁ」「古臭い和風のデザインは嫌い!」「部屋数が足りなくて建てたいんだから多くなければ」「プライバシーは絶対確保してくれないと!」 そうなのです。この質問をすると、あなたやご家族にとってより優先されるべき要望が浮き彫りになるのです。 「せっかく新築するのに、それってなんか夢がないなあ」。もしかするとそう思われるかもしれません。私だってそう思います。ただ、今まで本当にたくさんのお客様の家づくりを見てきてたどりついた結論は、「家づくりは何を妥協するか、に尽きる」ということなのです。何を我慢するか、どこを妥協するか、これの繰り返しと言ってもいいでしょう。少し寂しいお話をしてしまいました。ごめんなさい。でも、これが現実なのです。 残念ですが、何の制限もなく、自分たちの望むとおりに好き勝手に家づくりができる人は ほとんどいません。もちろん制限の内容は人によって違います。ある人にとっては資金のことだったり、ある人にとっては時間のことだったり、別のある方にとっては人間関係だったりします。いずれにせよ、ほとんどの方が家づくりにおいてなんらかの妥協を強いられます。 ですから「これは譲れない!これが叶えられないなら家を建てる意味がない」というくらい優先順位の高いものから要望を反映するためにも、この質問をしてください。「絶対に住みたくない家はどんな家?」試してみてください。"