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家の出来まで左右する「家づくりノート」

2020年2月14日「金曜日」更新の日記

2020-02-14の日記のIMAGE
"ご家族が「家づくり」について真剣になればなるほど、意見のぶつかり合いも多くなります。しかし、それを恐れる必要はまったくありません。いくら家族といっても「家」に対する考えや思い入れはそれぞれです。意見が衝突して当然です。 揉めてしまうのは、それだけ家族それぞれが「家づくり」に強い思い入れがあるからです。・だから、揉めれば揉めるほど「○○家の家づくり会議」は盛り上がっているのです。きっと成功する!と自信をもってください。 さて、それではひとつの議題について揉めてしまったとき(複数の意見が出たとき)には、どうすればよいでしょう? 例えばこんな実例があります。家のデザインについて、ご主人が落ち着いた外観、奥様が可愛らしい外観と、異なるものを希望しているケースです。どちらも譲れないという雰囲気で話はスタートしますが、こんな結末で落ち着くことが多いようです。 (パターン1)女性の打ち合わせ担当者が「ご主人様って本当にお優しいんですねぇ」と殺し文句を言います。その結果、奥様の希望どおりの外観へ落ち着きました。ご主人もまんざらではありません。「その代わりトイレに本棚つくってもいいかなあ?」とご主人が奥様に聞きます。「ええ、いいわよ!(別にトイレなんてどうでもいいもん!)」と奥様がニヤリとしながら答えます。 (パターン2)ご主人の希望どおりの外観になりました。しかし、その代わりといってはなんですが、キッチンは奥様のやりたい放題でオプションだらけになってしまい、総予算が100万円もアップしてしまいました。もちろんその分の返済へ充当するために、ご主人のお小遣いが減らされることが決まります。 つまり、よりこだわりの強いほうの意見が通って、そうでないほうは交換条件のように別のこだわりを実現するということです。家族会議で意見が衝突するのを恐れないでください。交換条件でうまく譲り合いをしていけばよいのです。"

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