後で泣かないために持ち物チェックをしよう
2020年2月18日「火曜日」更新の日記
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- "これでいよいよ間取りをつくり始められるぞ!そう思った方はもうしばらくご辛抱ください。まだ間取りはつくりません。
次にしていただきたいのは、新居に持ち込む(予定の)家具類の寸法を測るという作業です。もちろん小さなものまですべてを行なう必要はありませんが、婚礼箪笥やお仏壇やピアノ、そして冷蔵庫・洗濯機などの大型の電気製品については必ず行なってください。
もちろん、古い家具類は新築をきっかけに思い切って処分してしまうとか、収納はすべてつくりつけにするというなら話は別ですが、新居に持ち込む予定の大きなものはすべて採寸し、そして「家づくりノート」に「持ち込み家具チェックシート」として記録しておくのです。
せっかく納戸(箪笥置き場)をつくったのに、持っている箪笥が全部入らなかったといって後悔している人がたくさんいます。笑い話のようですが、あと3センチ広ければ入ったのになんて、泣いても泣けないようなことが実際にたくさんあるのです。
いくつか実例を紹介してみましょう。
(実例)
箪笥を採寸したものの、うっかりして測り方を間違ってしまった。所有している箪笥には最上部と最下部に飾りの部分があり、本体よりも少し飛び出していた。その部分を削ったり切ったりするわけにもいかず、残念ながら収まらなかったということもありました。
お仏壇を採寸したものの、扉を閉めた状態で外形を測ってしまった。仏壇そのものは仏間に置くことができたものの、扉が完全に開ききらなくなってしまった。仏壇を買い替えるわけにも改造するわけにもいかず、仏間の横の押入れを壊して仏間のスペースを大きくしたということもありました。
笑っている場合ではないですよ。そして他人事でもありません。"
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