マイホームを資産として考える人の目のつけどころ
2020年2月22日「土曜日」更新の日記
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- "欧米では、家は住み替えていくことが普通です。家族が増えて手狭になったなどの理由で住み替えが行なわれています。だから中古住宅の市場もしっかり確立されています。日本では増改築や建て替えが主流ですが......。
建物の価値も日本のように3年でほとんどゼロになってしまうようなことはありません。「オールドハウス」などといって、逆に古いことに価値があるという家もあります。
これは建築物の寿命の違いというよりは家に対する考え方の違いだといえるようです。住んでいる本人が自分でペンキを塗ったり、クロスを張り替えたり、じゅうたんを張り替えたりと、それなりに手を入れています。大切な財産だからきちんと維持管理しておこうという考え方です。
これに対して日本人は建てたら建てっぱなし、必死でローンを組んで建てたのに、我が家を資産として価値のある状態にしておこうという意識のある方はあまりいないようです。「これから新築しようという方もすでにマイホームを建てて住んでいる方も、これからは、「マイホーム」を「資産」として考える癖をつけてみてはいかがでしょうか?
「資産」なんて言いましたが、決して難しく考える必要はありません。車を購入するときのことをちょっと思い出してみてほしいのです。
車の買い替えというと、「リセールバリュー」を意識しませんでしたか?例えば同じメーカーの同じ車種でもボディの色によって下取り価格が大きく違うという経験をされたことのある方は少なくないはずです。
その色にものすごく愛着があり、そして絶対に壊れるまで乗り潰すという方は別でしょうが、一般的には下取り価格が高い人気色のほうを選ぶはずです。"
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