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健全な資金計画を立てるための第一歩

2020年2月28日「金曜日」更新の日記

2020-02-28の日記のIMAGE
"さあ!ここであなたにはもうひとつやっていただくことがあります。それは、「自己資金の確認」です。なぜでしょう?簡単ですね。「借入額」が決まったところで「自己資金」が決まれば○○家の家づくりに使える「総予算」が決まるからです。 ところで、そもそも「自己資金」って何でしょう?私が考える「自己資金」の定義は、預貯金のうち「家づくりだけに使える現金の総額」のことです。 つまり教育資金とか老後資金とか、万が一の場合の予備費みたいなものは別枠で取っておかなければなりません。 なんか面倒くさそうな話になってきました。でも、どうぞご心配なく。あなただけではありません。この本を読んでいらっしゃる方の恐らく8割の方がそう思っています。最も大事なのはこういう話をご夫婦で膝を交えてやってみることです(恥ずかしがらないで くださいね)。よい機会ですから、とことん話し合って、電卓を叩いてみてください(ちなみにへそくりがバレて喧嘩になっても当方では一切責任は取れませんので気をつけてください......)。 なかには親御さんからのご援助が見込めるという方もいらっしゃるかもしれません。実際の家づくりの現場にいるとそんな場面に遭遇します。ありがたいことですね。そういうお金も金融機関からの融資ではないという意味で自己資金として計算してくださって結構です。こうやって自己資金が確定すると借入額と合算し「総予算」が決まります。収支のバランスが取れているのが健全な資金計画ですから、「総予算」イコール「適切な借り入れ額」+「自己資金」イコール「土地購入費」(土地から購入の場合)+「建築費」+「諸費用」(ローンに関する費用や、登記に関する費用、火災保険など) ということが大切です。"

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