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住宅ローンほど安全で儲かる商品はほかにない(1)

2020年2月29日「土曜日」更新の日記

2020-02-29の日記のIMAGE
"そもそも金融機関はあなたの味方なんでしょうか?金融機関はお役所ではありません。民間の企業です。当然ですが利益を出さないと潰れてしまいます。では金融機関はどうやって利益を出していますか? ごめんなさい。決してバカにしているわけではありません。ちょっと冷静に考えてみていただきたかったので、こんな質問をしてみました。 業者・銀行に勧められた資金計画で建てるのは「買ってはいけない家」 金融機関は最近でこそ、証券会社のように投資信託を販売したり、保険会社の代理店のように損害保険なども扱っていたりしますが、基本的にはお金を貸してその対価である利子を得ることで利益を出しています。ここまではよろしいですね。 ところで、いま金融機関が最もお金を融資したい先はどこだと思いますか?企業ではありません。事業用の資金ではないのです。みなさんのような個人なのです。しかも「住宅ローン」です。理由はいたって簡単。「住宅ローンほど安全で儲かる商品がほかにないから」です。一般的に企業に融資する場合には、その企業が、業績が悪くなってしまったり、不祥事を起こしてしまったりして倒産してしまうかもしれません。するとお金を融資したまま返済してもらえない、回収できない可能性があるのです。 特に時代の変化の早い現代では、ついこの前まで優良企業ともてはやされていた会社の不祥事が発覚したり、経営が急激に悪化してしまったり、こういったことはみなさんも新聞やテレビのニュースでほぼ毎日のようにご覧になっているのではないでしょうか。 こういう可能性を金融機関では「リスク」と呼びます。一般的に「リスク」が低ければ低いほど「リターン」つまり「儲け」も低く、こういう状態をローリスクローリターンといいます。そして「リスク」が高ければ高いほど「儲け」も大きくなります。こういう状態をハイリスクハイリターンなどといいます。株や投資をやる方はきっとご存知の言葉でしょう。一般的に住宅ローンは企業に融資するのと比べると、このリスクがきわめて低いのです。担保となる土地・建物もしっかり第一抵当で押さえてしまうので、いざというときには競売にかけて現金化して回収することができます。"

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