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経済成長著しい上海のマンション

2020年3月13日「金曜日」更新の日記

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これから期待できるのはどこの国かと考えてみると、中国が浮かびます。上海では、7000万円もするマンションが売れているのです。しかし、金融引き締め政策が始まり、金融機関は貸し渋り始めました。マンション建設は途中でストップしたまま。ちなみに、中国全土の住宅販売に対する1mあたりの平均価格は日本円にして約3万7000円です。今まで中国人用と外国人用に分けていたマンションですが、外国資本企業の中国進出が6増えたことにより、現在はどちらでも自由に購入できるようになりました。現地の日本人駐在員も中国のマンションを購入している人が増えています。さすがに7000万円もするマンションは怖くてなかなか手が出せないでしょうが、台湾の人や華僑の人がどんどん買っているのです。海外で働きたいと思っている女性に人気のある地域として、ハワイやニューヨークといった観光地以外に、今や上海、シンガポールといったアジアを選択する女性が増えています。アメリカでは女性は男性と対等な半面、ドライな人間関係で、ビジネス力や英語力が求められます。正直なところ、アジア人に対する人種差別も感じられます。それに比べ、アジアなら親しみがあるし、日本にも短時間で帰省できるという理由で、アジアの国を選ぶ人が増えているようです。そのアジアの中でも、中国は今、大きなブーム。今後、大きな経済成長の見込める中国で、自分を試してみたいと思っている女性が多いのかもしれません。また、昭和30年代の昔懐かしい日本と同じような雰囲気を感じられることから、中高年層が定年退職後に住みたいと、桂林など数百年前の地方の物件を探しに行くことも増えています。上海のバブル景気が、いつまで続くのかはわかりません。現在の上海の空室率は約5パーセントで、一時のようなマンションブームも、今は落ち着きを取り戻している状嬢。現地では、「このエレベーターは自分専用だから直行さ」という言葉が流行語になるほど、最上階に住んでいる人以外、誰も乗り降りしない状態のマンションも増えているようです。

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