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住み替えは元気なうちに

2020年3月25日「水曜日」更新の日記

2020-03-25の日記のIMAGE
購入する際や入居時の注意点などを述べてみましょう。ここでは、今話題の高齢者向け住宅を取り上げ、第二の人生に対する生き甲斐にもつながっていきます。これからの生活にどんな夢を描いていくのかは、子育ても終わり、何十年ぶりかで、また夫婦二人の生活が始まる。「住み替えるなら、いつごろがいいのだろうか」これに対する考え方は二通り、「元気なうちに早めに」、「介護が必要になったら」。これは、人によって意識や条件が違い、一概に言えませんが、元気なうちに早めに住み替えを考えておくことが大切です。「介護が必要になったとき」に、空きがあってすぐに入れる住宅や施設は、そう多くないからです。有料老人ホームは、どこでも入所待ち数カ月、場所によっては一年というのが現状です。こういうことを考えると、やはり「元気なうち」に準備だけでも進めておきたいものです。次に「どこに住むか」――これは、なかなか難しい命題ですが、ここでは介護を必要としない方々を前提に話を進めましょう。高齢者向け住宅といっても、その種類も内容もさまざまです。有料老人ホームなどの施設を除くと、おおまかに次のような住宅があります。ただしこれらは医療施設でも介護施設でもなく、医療・介護については自己責任ということになりますので、事前の勉強と理解が必要です。最近では、同一建物の中に診療所や介護施設を併設するところも増えてきました。また入居一時金が二千万円以上という、高所得者向けの住宅もある一方で、低所得高齢者に向けた賃貸住宅があります。高齢者向け住宅は、タイプもさまざまで、制度も細分化・複雑化しているのが現状です。いずれにしても、利用者本人はもちろんのこと、家族もよく勉強して自己責任で選ぶことがもっとも重要といえます。

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