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高齢者向け住宅(2)

2020年3月27日「金曜日」更新の日記

2020-03-27の日記のIMAGE
(4)シルバーハウジング
全国に約二万件ある賃貸住宅で、地方自治体などが提供します。生活援助員による緊急時対応サービスなどが提供されます。
(5)シニア住宅
地方住宅供給公社や民間の供給する住宅。全国に十二カ所あり、一定の条件を満たした住宅であることが必要で、その認定は高齢者住宅財団が行います。
(6)シェアハウス
シェアハウスは、最近増えてきた住まい方のひとつで、一軒の戸建て住宅に他人同士が一緒に暮らすというものです。こうした住宅は民間の不動産管理会社などが一軒の家をまるごと借り上げて適当な改修を施し、それぞれの部屋を比較的低い賃貸料で貸す形態をとっています。入居する人は、他人同士ですが、自宅での高齢者の一人住まいは、なにかと不便であり、また防犯上も不安が多いものですが、シェアハウスの場合は数人の人達と暮らすことで、独り暮らしの寂しさも薄れ、また地域の交流場所ともなって、充実した暮らしができるといいます。一人ひとりには個室があり、浴室や居間、キッチン、トイレは共用で使います。居間を使って月に一回、周辺住民と会食や趣味の会などを開催しているところもあります。また若い人達が参加することで、暮らしに対する意識も変わり、一人暮らしの不安は解消されると経験者は語っています。共同生活的色彩が強く、アパートより、人とのつながりも強くなります。シェアハウスは、まだそう多くはありませんが、今後は大家族から核家族へ、また一人住まいへと住まい方の形態も変わっていく中で、こうした大きな住宅を有意義に利用していくことは、増えていくのではないかと思われます。こうした動きには自治体も関心を持っているところも多く、空き家の有効利用手段として活用を進めるところもあります。

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