管理人はだれ！？

2020年3月31日「火曜日」更新の日記

情報にはさまざまな内容のものが氾濫していますが、役立つ情報のひとつに各マンション分譲会社が会員向けに発行している会報誌があります。これは分譲マンションの広告が主体ですが、物件情報だけではなく、その会社の考え方や哲学も盛り込まれています。またインターネットのホームページにも同様の内容の情報が発信されています。ただしこれはあくまでも、その会社の広告と認識しておくことが必要です。こうした情報は、自宅にいて、あるいは街中にいても集められる情報です。今は情報社会ですから、これでもある程度の情報は集められますが、最も大切なことは、自分の足で歩いて探すことです。そして最低二つや四つの施設やマンションを実際に見学しましょう。簡単に優良施設やマンションを見極める方法のようなものはありませんが、次に挙げるようなことがあれば要注意です。(1)やたらとテレビなどで宣伝をしていないか(2)一度カタログなどを申し込むと、しつこく営業マンが来る(3)質問に対する説明がいい加減、またはよく分からないことが多い(4)現地施設でのスタッフの応対が不親切、乱暴で口の利き方がぞんざいである(5)施設内が整頓されていなかったり、汚れていたり、異臭がする(6)体験入居申し込みなどを渋る(7)退去者が多い(8)「重要事項説明書」を渡さない(9)料金体系が不明確こうしたことがあるところは、入居しないほうが賢明といえます。いずれにせよ、準備期間に十分な時間をかけ、細心の注意を払うことが肝心です。いい業者の探し方一般の人が業者の良し悪しを見分けるのは、なかなか難しいことです。丁寧な対応を受けることで信用してしまうことでしょう。住宅は終の棲家となる大きな買い物です。いきなり最初の業者で即決するまえに、ほかにも似たような物件がないのか、比較してみることが肝要です。本書で述べている諸条件を一つ一つ比較してみて、自分の新しい生活スタイルを思い描いてみましょう。併せて料金の比較検討も必要です。