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優れたデザインは若い所帯には絶対条件!

2020年4月7日「火曜日」更新の日記

2020-04-07の日記のIMAGE
昔は、「住めればいい」という程度のアパートも結構存在し、それなりに役目を果たした。しかし、今は違う。最近の若い人達の考え方には、「形から入る」という面があるので、「何であんな高い家賃を支払うのだろう」というようなアパートでも、デザインひとつで、満室という物件もある。もちろん、家賃の上限はあるが、同じ家賃ならば間違いなくデザイン、見てくれの良い方に流れる。左の写真を見てほしい。このアパートはなかなか個性的な外観で、一般の一戸建てのデザインに勝るとも劣らない。これは、アパート、マイホーム建設のトップメーカーである「ミサワホーム株式会社」が建設した一例だが、現在では、このようなものが標準になっている。もちろん同業他社も、デザインでは負けてはいない。それがエスカレートして、アパートの外観やつくりは、どんどんしゃれたものになってきた。もちろん、ネーミングもデザインの一部を構成する要素になる同じ住むなら、しゃれた家に住みたいのは持ち家も貸家も同じである。~所有と経営・管理の分離傾向~昔のアパート経営は、「大家さん」という感じで、家主が、家賃の取り立てから、もめ事、果ては入居者の人生相談まで請け負うこともあった。しかし今は、そんな「人情」はいらない。というより入居者が望んでいない。すべてを事務的に、募集から家賃の滞納対策、修繕など、面倒なことは管理会社が代行してくれる。オーナーは、一定の投資をして、後は管理会社に任せ、そこから利益を得るのだ。さまざまな専門的な賃貸業務に関する難しいことはやらなくていい。ただ、アパートに向かない土地に、業者が「無理です」とアドバイスしているにもかかわらず、むりやり建ててはいけない。アパート経営は、どんな優秀な管理会社がやっても、立地、家賃、その他の条件がそろわないと、うまくいかない。いずれにせよ、損害や失敗は自分持ちになるから、管理業者やメーカーのアドバイスはしっかり聞いて、後悔しない物件を、後悔しない場所に建てるべきだ。アパート経営では、人情より管理の善し悪しが大切である。

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