管理人はだれ！？

2020年6月13日「土曜日」更新の日記

冷暖房や照明器具代、門・塀などの外構費用が、その代金に含まれているかどうか、工事費用の範囲があいまいなので費用の比較はできません。それでは、すでにできあがった見本があって、価格が決められているハウスメーカーなら比較できるかというと、これもまたそう簡単ではありません。例えば、そのメーカー住宅が設定する家族構成や生活の仕方が自分に合っていて、設置場所(敷地条件)が合っているならば、あるいは、買い得と言えるかもしれません。しかし、ライフスタイルや要望が多様化している現在、規格品の生活というのはありません。暮らしてみたら不満が出てくることも考えられます。コストを低くすることが、自分の生活に対する満足度をも下げてしまうとしたら、それは、本当に「安い」とは言えないでしょう。「良い」「安い」ともに明確な基準がないとなると、何が「良い家」か、「安い」と実感できるために何をすれば良いかをよく考えて判断し、決断しなければなりません。そのためには、あり余る情報の中から、正しく選択した知識を得て判断することが必要です。「正しい住知識を得れば、それだけで建築費は確実に2~3割安くできる」はずです。この章では、「良い家」の基本となる考え方をまとめましたので、正しい知識をしっかりつかみ取り、判断してください。