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設計料はパートナーへの信頼料だ(1)

2020年6月29日「月曜日」更新の日記

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家づくりを大切に考えて、よい住環境を得たいと思う人は、住宅を得意とする設計事務所なり、建築家なりに依頼するのがベストです。しかし、そのために設計料を払わなくてはならないから、その分コストが高くなると考える人も多いでしょう。設計料が高いか安いかを考えるため、設計・監理がどんな内容の仕事なのかを、知っておく必要があります。設計業務のおおまかな流れを見てみましょう。まず、「こういうふうに住みたい」というあなたのイメージを具体化し、それぞれの希望をバランス良く調整して、敷地や環境にふさわしい家を設計するのが基本設計です。法的な規制をクリアして、あなたの夢や希望を実際施工するために必要な寸法や仕様を決めたり、細かな図面を何十枚も描いて実施設計を行います。その図面を元に施工会社に見積もりを発注します。次に、見積もりをチェックして適正な価格を判断し、施工業者との契約に立ち会います。工事中は、施工者と協議し、設計図のとおりにつくられているかなどの工事監理を行い、現場でのトラブルも、第三者として公正な立場で判断します。家づくりは、建主と建築家と施工者の力を合わせての共同作業です。自分のパ1トナーには、豊かな経験と知識をもち、適切なアドバイスをしてくれるプロフェッショナルを選びたいものです。ただし、建築士の資格は持っていても、設計の経験がないという人もたくさんいます。

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