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一括借り上げの欠点として知っておくべきなのは…。

2020年10月8日「木曜日」更新の日記

2020-10-08の日記のIMAGE
「一括借り上げ」を始めてからトラブルがよく起きているのは、「一括借り上げ」で取り交わされる契約が当事者同士がどちらも事業者の契約ということですので、貸主であるオーナーは消費者契約法では保護されないということと、売買ではないために宅地建物取引業法第35条が適用されないので、重要事項説明が省かれがちであるからでしょう。海外不動産投資はすごく興味をそそられますが、投資の対象である物件の所在する地域の法のこととか海外取引特有の事情を細かく了解しておかなければならないと思いますので、慣れていない人が始めるのは無理があるでしょう。賃貸経営においては、物件の選定さえ間違うようなことがなければ、ずっと賃貸料を手にすることが可能になります。したがって、いたって安心な投資ではないでしょうか。マンション投資については、価格が低く抑えられ高い利回りが望める中古を探す人がかなりいらっしゃいますが、中古のものでも、駅から徒歩10分圏内の立地の面で優位性のある場所につくられた物件であることが必要です。サブリースというものは、借りた不動産の転貸借によって、家主に月々固定の収益を保証してくれるわけです。とは言ってもその金額は通常の貸し方の場合の8~9割であると考えられます。

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