管理人はだれ！？

2022年5月28日「土曜日」更新の日記

賃貸料で儲けようという不動産投資においては、物件の良否を見定めるために、利回りという数値に目をやるという方が多いのですが、表面利回りというものは、年間に得られる賃貸料を購入した金額で割るという計算から導かれる数字です。自分が暮らすのだったら、傷や汚れのない新築の方が良いに決まっていますが、投資するのだったら、かえって「中古物件のほうが良い」などという部分がマンション経営の不思議なところだろうと思います。不動産投資が儲かるかどうかの見極めで、通常目安にされるのは表面利回りであると考えられますが、税金等の必要経費も計算する実質利回りならともかく、表面利回りだと投資する価値があるかどうかを判断することは困難だと考えられます。不動産投資において投資人生初の物件を入手するという場合は、それまでの勉強の成果がカギを握るのです。リスクの多い不動産をつかまないためにも、該当地域の家賃の相場とか現場のチェック項目を勉強する必要があります。マンション経営をする中で理想的なのは、居住者が購入したいと申し出てくれることだと思います。そんな経営がしたいなら、まじめに管理体制の整っている物件に資金投入するようにしたいですね。