管理人はだれ！？

2022年8月28日「日曜日」更新の日記

不動産投資の収益性を確かめる時に、通常目安にされるのは表面利回りであろうと思うのですが、管理費などの経費を考慮に入れて計算する実質利回りと違い、表面利回りだと望むリターンがあるかどうかをきっちりと把握することはできないと思われます。先だって海外不動産投資に関心が集まったのは、マレーシア等に存在する収益物件が「もうすぐ相当値がつり上がる」と評価されていたためであろうと思われます。アパート経営については、金融投資もしくはFXなどと比べて堅実性があると言われ、やり方をミスらなければ身を滅ぼすことが滅多にない投資ジャンルです。そういうことから今人気を見せているのです。マンション経営が適切なものかどうかを見るために、表面利回りや実質利回りを用いることが多いようですが、地方都市と東京都内のマンションを利回りの高低によって比べるのは危険が伴います。需要があまり増えそうにない地方では、なかなか入ってくれる人がいないというリスクが高く、スムーズなマンション経営は望み薄であるようです。アパート経営の良い点はマンション投資みたいに「エリア特性次第で異なることが稀である」ということだと考えています。マンションの数があまり多くない地方であっても、その地に建設されている物件に投資して構わないと言えます。