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不動産投資の採算性を確認する時に

2023年2月4日「土曜日」更新の日記

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不動産投資の採算性を確認する時に、たいてい着目されるのは表面利回りかも知れませんが、諸経費を引いて計算する実質利回りと異なり、表面利回りだと儲けになるのかどうかをきちんと知ることは不可能なのです。アパートやマンションといった収益物件を選ぶという時に大事なのは、築年数が何年なのかということです。いつごろの建物かを明らかにして、1981年に導入された新耐震基準に則って建てられた物件の中から選定すると安心ではないでしょうか。マンション経営の妥当性の指標として、年間収益を投資額で除して出てくる利回りが用いられることが一般的ですが、地方の物件と都心部の物件を利回りによって比べてしまうのは無理があると言えます。人口が減ってきている地方では、入居者がいないという可能性も高く、安定したマンション経営は望み薄であるようです。アパート経営においては、なかなか入居者が決まらないのが大きなリスクだと言えます。それをなくすということで、一括借り上げをする管理会社が登場してきましたが、実際は家主側には得することがまったくないと言えます。今やアパート経営などの不動産投資は、投資信託などより確かな資産運用法として人気を集めていますが、そういうトレンドが関係しているのか、不動産投資セミナーがさまざまな機会に催されているそうです。

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