宅配ボックス付き賃貸物件のメリット・デメリット
2023年6月15日「木曜日」更新の日記
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- 宅配ボックスとは、宅配業者が荷物を配達するために使う専用の受け取りボックスで、賃貸物件などでは共用スペースに設置されています。近年ではネット通販の普及や配達の効率化などの観点から宅配ボックスを設置する物件が増えてきています。
【宅配ボックス付き賃貸物件のメリット】
〈不在〉
宅配ボックス付き賃貸物件のメリットの一つは、不在時でも荷物を受け取ることができる点です。
仕事や旅行などで長期間不在になる場合でも、荷物を受け取るために自宅にいる必要がなくなります。宅配業者が配達した荷物は、宅配ボックスに収納され、セキュリティーが確保された状態で保管されます。
〈費用〉
荷物を受け取るために自宅にいなければならない場合、時間を取られるばかりか、受け取り手数料が発生することもあります。しかし、宅配ボックスがあれば、荷物を受け取るために出向く必要がなくなるため、受け取り手数料を節約できます。
〈防犯〉
宅配ボックスは、共用スペースに設置されているため、荷物が届いた際に不在でも、荷物を玄関先に置いたままになる心配がありません。また、宅配ボックスにはロック機構が付いているため、不正な侵入から荷物を守ることができます。
【宅配ボックス付き賃貸物件のデメリット】
〈共同利用〉
宅配ボックスは、複数の入居者が共同で利用することが前提となります。そのため、他の入居者が自分の宅配便を取り出したり、勝手に自分の宅配便を入れたりすることがあるかもしれません。また、入居者同士でトラブルが起こることもあり得ます。
〈管理費〉
宅配ボックスは、設置やメンテナンスにコストがかかります。そのため、宅配ボックス付き賃貸物件の管理費は、通常の物件よりも高くなる傾向があります。また、宅配ボックスの故障などのトラブルが起こった場合、修理費用が発生する可能性もあります。
〈自己責任〉
宅配ボックスは、自己責任で利用する必要があります。例えば、宅配便を間違えて他人の宅配ボックスに入れてしまった場合、その責任は自分にあります。また、宅配便が盗まれた場合も、管理会社や大家に責任を負わせることはできません。自己責任で利用するため、宅配ボックスを使う際には細心の注意が必要です。
【賃貸物件に設置されている宅配ボックスの種類】
宅配ボックスには大きく分けて、機械式と電気式の2種類があります。
〈機械式〉
機械式の宅配ボックスは、手動で開閉するタイプのものです。荷物を入れる口と取り出す口が別々になっているため、荷物を入れた後は手動で扉を閉め、取り出すときには扉を開ける必要があります。
機械式の宅配ボックスは、比較的安価であることが特徴です。また、メンテナンスが比較的容易であるため、故障時にも修理がしやすいという利点があります。
〈電気式〉
電気式の宅配ボックスは、電子キーを使って開閉するタイプのものです。荷物を入れた後は電子キーで扉を施錠し、取り出すときには同じキーを使って扉を開けます。
電気式の宅配ボックスは、機械式に比べて高価ですが、操作が簡単であることが特徴です。また、扉を電子的に施錠するため、よりセキュリティが高いという利点があります。
【まとめ】
以上、宅配ボックスの種類について紹介しました。自分に合った宅配ボックスを選ぶことで、より快適な生活を送ることができます。ただし、設置されている宅配ボックスがどの種類か、またメリットやデメリットを十分に理解した上で、利用するようにしましょう。
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