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定期借家契約の特徴と中途解約・更新について

2023年6月17日「土曜日」更新の日記

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お部屋探しをしている方にとって、定期借家という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。しかし、定期借家とはどのような契約なのでしょうか?普通借家との違いは何なのでしょうか?今回は定期借家について、中途解約や更新について解説します。 【賃貸の定期借家とは?】 定期借家とは、契約期間が定められた賃貸借契約のことを指します。 一方、普通借家は、契約期間の定めがない、いわゆる「普通の」賃貸借契約のことを指します。 定期借家と普通借家の大きな違いは、契約期間の定めがあるかどうかです。また、賃料や敷金、礼金の支払い方法にも違いがあります。普通借家は、契約期間がないため、原則として、賃料や敷金、礼金の支払い方法は、定期借家よりも柔軟になる傾向があります。 【定期借家契約の賃貸で途中解約はできるのか】 定期借家契約の中途解約は、原則としてできません。 しかし、解約権留保特約が契約書に明記されている場合、中途解約ができる場合があります。この場合、契約解除料が発生することが多いため、注意が必要です。 また、中途解約権が契約書に明記されている場合、契約期間中に任意で解約することができます。ただし、この場合も解約料が発生することが多いため、注意が必要です。 【定期借家契約の賃貸で契約更新はできるのか】 定期借家契約の更新については、契約書によって異なります。 一般的には、再契約が必要になりますが、契約更新の可否は契約書によって異なります。再契約の場合、賃料や更新料が発生することが多いため、更新には注意が必要です。 【まとめ】 定期借家契約を結ぶ際には、契約書をよく読み、借主にとって不利な条項がないか確認することが大切です。また、賃貸物件を探す際には、自分に合った契約形態を選択することが重要です。定期借家契約には、短期間で住まいを必要とする人や、長期的な居住計画がある人にとって、メリットがある場合もあります。選択肢の一つとして、定期借家契約を検討してみることも良いかもしれません。

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