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土地購入に住宅ローンは利用できるのか詳しく解説

2023年6月24日「土曜日」更新の日記

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多くの人が住宅ローンを利用して自宅を購入する際、土地と建物の両方を一緒に購入することが一般的です。しかし、土地だけを購入したい場合には、住宅ローンは利用できるのでしょうか? 【土地だけの購入に住宅ローンは利用できるのか】 結論から言うと、土地だけを購入する場合には、住宅ローンは利用できます。ただし、土地だけを購入する場合には、住宅ローンの取り扱いが異なるため、注意が必要です。 一般的に、住宅ローンは建物の価格に対して融資されます。つまり、住宅ローンは建物の価格と土地の価格を合算した総額に対して融資されます。しかし、土地だけを購入する場合には、建物の価格が含まれていないため、住宅ローンの融資額は土地の価格のみとなります。 そのため、住宅ローンで土地だけを購入する場合には、融資額が不足することがあります。この場合、つなぎ融資や土地先行融資などの融資商品を利用することができます。 つなぎ融資:住宅ローンと土地の融資を併用することで、不足する融資額を補うための融資商品 土地先行融資:土地の購入時に融資を受け、将来的に建物を建てる際には、住宅ローンを利用する ただし、融資商品によっては金利が高くなる場合があります。また、住宅ローンの返済期間が長くなることで、利息が多くかかってしまうこともあるため、融資商品の利用には慎重に検討する必要があります。 【ローンを利用して土地を購入するときの流れ】 ローンを利用して土地を購入する際は、いくつかの手続きや流れがあります。 1.買付証明書の提出 まずは、希望する土地の買付証明書を提出します。これは、不動産会社や売主から買い手が土地を購入する意思があることを証明する書類です。この時点で、ローンの利用を検討している場合は、ローンの申請も同時に行います。 2.土地の評価方法 土地の価値を評価する方法として、公示地価、基準地価、路線価、固定資産税評価額などがあります。これらの評価額は、土地の地価や周辺の市況などを基に算出されます。土地の価値に応じて、ローンの借り入れ枠が変わるため、評価額には注意が必要です。 〈公示地価〉 公示地価は、国土交通省が毎年公表する土地の地価で、地域ごとに異なります。一般的に、土地の購入価格は公示地価の何倍かで決められることが多いです。 〈基準地価〉 基準地価は、地方自治体が毎年公表する土地の地価で、公示地価を基に算出されます。地域ごとに異なり、市街地部や郊外部などでも基準地価は異なります。 〈路線価〉 路線価は、土地の位置に応じて、鉄道やバスの路線に沿った地価を算出する方法です。交通の便がよい場所は、路線価が高くなる傾向があります。 〈固定資産税評価額〉 固定資産税評価額は、土地の所有者に課せられる固定資産税の評価額です。土地の評価額が高いほど、固定資産税の支払い額も高くなります。 3.事前審査 審査には、住宅ローン専用の審査機関があります。申請書類や収入証明書、勤務先の確認などが必要になります。審査に合格すると、借り入れ枠や金利などが決定されます。 4.売買契約 土地の購入にあたっては、売買契約が必要です。契約には、価格、引渡し時期、署名・捺印などが含まれます。土地の引渡しは、売買契約で定められた日から数か月後になることが一般的です。 【まとめ】 土地を購入する場合には、ローンを利用することも選択肢の一つですが、事前にしっかりと調べてから判断することが大切です。自分に合った方法で土地を購入し、快適な住まいを手に入れましょう。

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