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賃貸物件の窓にアルミサッシが多い理由と断熱対策について

2023年6月29日「木曜日」更新の日記

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【賃貸住宅の窓にアルミサッシが多い理由とは】 賃貸住宅の窓には、アルミサッシがよく使われています。 その理由は、アルミサッシが比較的安価であり、メンテナンスが簡単であることです。しかし、アルミサッシは断熱性能が低いため、冬場は寒く、夏場は暑くなります。 断熱性能が低い理由は、アルミサッシの素材特性にあります。アルミは熱伝導率が高く、窓枠やサッシの熱が外部に逃げやすいため、断熱性能が低くなってしまいます。 また、アルミサッシは、耐久性にも問題があります。アルミは、酸化しやすく、サビや劣化が早く進行します。特に、海や山などの自然環境が荒れた場所に建てられた建物では、錆びや腐食が起こりやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。 さらに、結露もアルミサッシの問題の一つです。アルミサッシは、熱伝導率が高いため、室内と外気の温度差が大きい場合、窓枠やサッシの表面が冷たくなります。その結果、室内の湿気が窓枠やサッシに結露しやすくなります。結露が発生すると、カビの発生や、木材部分の腐食などの問題が生じることがあります。 【賃貸住宅でできる窓断熱を利用した寒さ対策】 寒さ対策には、窓断熱材を利用するのが効果的です。 まず、緩衝材として「プチプチ」などの空気を含んだシートを窓に貼ります。これにより、空気層ができ、断熱効果がアップします。また、プラダンという発泡スチロールを窓に挟む方法もあります。断熱シートを使う方法もあり、窓枠に貼ることで効果が期待できます。 これらの方法は、賃貸住宅でも簡単にできるため、寒さ対策におすすめです。 【賃貸住宅でできる結露対策】 結露対策には、窓にシートを貼る方法や、スプレーを使う方法があります。 窓に貼るシートは、断熱材を貼る際に同時に貼ることができます。また、スプレーは、窓枠やガラス面に直接塗布することで、結露の発生を抑えることができます。 これらの方法は、手軽にできるため、賃貸住宅でも有効です。 【まとめ】 以上のように、賃貸住宅でも窓の断熱対策は可能です。窓からの寒気や結露を防いで、快適な生活を送るために、ぜひ取り組んでみてください。

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