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浸水想定区域とは?浸水想定区域の家を売却するためのポイント

2023年7月11日「火曜日」更新の日記

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【浸水想定区域とは】 浸水想定区域とは、水害が発生した際に浸水が想定される区域のことです。この区域は、過去の洪水や河川の氾濫のデータなどをもとに算出され、住宅地や土地のマップ上に示されます。浸水想定区域は、将来的な水害リスクを考慮して土地利用や建築物の設計・建設に影響を与える重要な情報となります。 浸水想定区域には、一次想定区域と二次想定区域の2種類があります。一次想定区域は洪水や氾濫が予測される主要な地域であり、二次想定区域はそれ以外の地域です。 浸水想定区域を確認するには、地方自治体や都市計画部門のウェブサイトなどで提供される浸水ハザードマップを参照する方法が一般的です。これにより、特定の物件が浸水想定区域に位置しているかを把握することができます。 【浸水想定区域にある家の売却価格への影響】 浸水想定区域にある家を購入する際のリスクは、将来的な水害による浸水被害が起こる可能性です。しかし、買い手側もこのリスクを認識しており、浸水想定区域に位置する家の売却価格には既にそのリスクが考慮されています。そのため、売却価格が大幅に下がることは少ないです。 ただし、新たな浸水被害が発生した場合には、売却価格に影響が出る可能性があります。例えば、過去に浸水想定区域で水害が発生し、それによって浸水被害が拡大した場合や、地域の治水対策が不十分であると判断された場合などです。これらの状況においては、売却価格が下がる可能性が高まるでしょう。 【浸水想定区域にある家をスムーズに売却するポイント】 浸水想定区域に位置する家を売却する場合は、早めに売り出すことがポイントです。早期に売却を検討することで、将来的な水害リスクに対する不安を軽減し、買い手の信頼を得やすくなります。 また、買い手は浸水想定区域にある家の購入を検討する際、ホームインスペクションを行うことが一般的です。ホームインスペクションでは、建物の構造や水害に関連する問題点を詳細に調査し、買い手に対して情報提供します。売主側としては、事前に必要な修繕や改善を行っておくことで、買い手の信頼を高めることができます。 【まとめ】 以上が、浸水想定区域にある家の売却に関するポイントです。浸水想定区域にある家でも適切な対策と情報提供を行うことで、スムーズな売却が可能となります。

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